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時間配分の実例


登山のスケジュールを決める実例を見てみたいと思います。

皆さんもよく知っている槍ヶ岳に登りたい、とします。
ご存知ない方のためにコースタイムをあげておきますと、
上高地(1H)明神(1H)徳沢(1H)横尾(1H30)槍沢(30)ババ平 (3H)殺生(40)槍山荘(30)槍
という具合になっています(多分・・・・)

歩き始めるのは上高地からなので、まずどこまで行くかを決めます。展望の良い ところや、天気、水場、幕場、といったいくつかの条件があるのでこのとおりに はいきませんが、一般的には1日の行動は6時間半程度が望ましい、といえます。

従って、この場合、槍沢泊か殺生泊か、というのが難しいところですが、8時間 程度までなら問題はないので、今回は殺生に泊まることにしましょう。

で、殺生に着きたい時間を考えます。時間的には15時位には小屋に入りたいで すが、1時間余裕をみて14時ということでいきましょう。
殺生とババ平の間はCT3時間です。この人はだいたいCTの105%位のペー スで歩くとすると、この間は3時間×105%=3時間9分かかります。

従って、殺生が14時だと、ババ平を10時51分に出ないといけません。
ババ平ではおそらく10分程度休憩しますから、逆算すると10時40分には 着かないと間に合わない。
次に、その前を計算しますと、横尾まで126分。同じように10分休憩する とすると8時25分には着かないといけないわけです。
上高地から横尾までは3時間ですので同じく3時間9分。とすると、だいたい 上高地を5時に出ないと間に合わない。出発まで10分余裕を見て、上高地に 4時50分に入る必要があるわけです。

で、結果、

沢渡 4時20分
上高地4時50分
横尾 8時25分
ババ平10時51分
殺生 14時

という具合にプランができあがりました。しかし、沢渡4時20分はさすがに つらい。ここからが調整のしどころです。但し、歩行のペースはかえられません。 泊まる場所を変えるか、時間を後ろへずらすか、ということになります。

今回は、40分づつ後ろへずらすことにします。殺生へ14時40分着。以下 ずれまして沢渡を5時出発です。という具合になります。遅くとも15時には 山小屋へ着け、の原則からいえば、やや厳しいですが、大きな問題はありません。

時間については、こんな具合に決めていきます。

(2015.5.7 13:39)(by script)




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