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冬も山登り(3)


(3)では、夏山ではあまりお目にかからない技術について,簡単に見てみたいと思います。

★キックステップ
写真 このようにして、雪面を蹴りこんで足場を作ります。
雪が適度に柔らかければ、こんな方法で登れることが多いです。

ポイントは、靴の重さを利用して、ひざを支点に振ること。力ではなく、遠心力といいますか、勢い?を使うようにすれば、あまり力をかける必要がありません。あまり堅い雪に蹴り込んでも無駄なので、堅いと思ったらさっさとアイゼンをつけよう。

朝晩や4〜5月頃の残雪の場合は,雪が締まって氷化していることが多いので、あまりキックステップが有効なことは多くないようだ。

下りは、ヒールキックといいますが、くだりの場合はかかとを使って、上から体重をのせます。

(念のため確認しておきますと、無雪期の場合はつま先に体重が乗ります。また、積雪期でも雪面が固い場合は体重はつま先側です)

ちなみに、この写真,平地に見えますが,これでも立派な斜面なのだ(T_T)

★アイゼンでの歩行

写真 アイゼンでの歩行については、また追って別の項で詳しく書きたいとおもいます。ここではさわりだけ説明しておきます。

アイゼンでの歩行で、なれない人がよくやる失敗,というのは、アイゼンをひっかけて転倒することです。

まず第一に、アイゼンをつけた場合,下に爪が出っ張っていますから、爪の分だけ余計に靴を持ち上げるようにしないと、爪を地面にひっかけてしまいます。

次に、こちらの方が重要なのですが、パンツの裾などに爪をひっかけて転倒することが非常に多い。
はじめのうちは、転倒しても死なない場所(要するに左右1mづつ位は地面がある場所)で歩く練習をしよう。
図のものは少し大袈裟すぎですが、左の図のように、アイゼンをつけた場合は、まっすぐ足を前に出すのではなく,少し外側を回すようにするとひっかけることがなくなります。

「わかん」も基本的には同じですが、わかんの場合は幅がある分余計に外側を回すようにします。

靴にしっかりと装着されていれば、さほど難しくはありませんのでご安心ください。


★ステップカット

ピッケルを使うような登山はこのサイトの管轄外ではありますが、僕も装備不十分な人をステップカットで助けたことがありますので、さらっと触っておきます。



★ガスストーブ
写真
この写真は,実はあまりよくない例なのですが、ガスストーブというのは冷えると出力が低下しますので、雪の上では直接使わない方が良いと思います。
ちなみに、どうしてこの例がよくないかと申しますと、この後鍋を上に置いたらひっくり返ってしまったのです。
やはり、ちゃんと安定したところでやらないといけないようです。

(2015.5.7 13:39)(by script)




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