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須走口


★概観


須走口は、富士山の登山道の中では静かでなおかつ登り易いルートだ。はじめの標高が低いので敬遠されがちだが、決して歩きづらいルートではない。僕はここが一番おすすめなのだが、やはり駐車場の問題もあるので他の人にはここはいいよ、ということは教えないことにしている(爆)

なお、登山道の様子はこちらで特集している 概念図

★アプローチ

須走へは 御殿場駅から登山バスが出ているので、バスに乗ろう。車でアプローチの場合、行きは東名を使うのがもっとも速い。(帰りは大渋滞を覚悟すること。上り線の30kmや40kmの渋滞はいつものことだ)
御殿場ICから須走ICまではR138で30分。そこからふじあざみラインで30分。
駐車場は200台程度。路上へは一切駐車できないので、駐車場が一杯になってしまったら、あとは麓に車を置いてタクシーで登るか、バスで一旦駅へ出てバスで登るかしかない。登山者に対してキャパシティは決して悪くはないが、週末なら午前3時には確実に一杯だ。

★5合目〜6合目 (2時間)

5合目をスタートすると、約30分森の中を歩く。夜間はかなり暗いが、懐中電灯さえ持っていれば、ヘビやクマなどの危険な生物は一切出ないので、足元をしっかり見て歩こう。最初の30分はやや段差のある場所もあるので、できるだけ足の上げ幅が小さくなる場所を選ぶのがポイントだ。やがて土から砂状に登山道がかわって、登山道の右に展望が見えてくるとまもなくティンバーライン(森林限界)だ。満月なら左にオンタデの花が、右には夜景輝く山中湖が見えるだろう。ここは右のロープに沿って上がると、再び森の中へ入る。森を出たり入ったりする楽しいルートだ。やがて森はなくなり、富士山特有の砂礫の登山道になるが、比較的締まっているので歩きやすい。出発から1時間と少々で旧6合小屋(今は廃屋)に出る。ここで小休止を入れてもいいが、できることなら休憩は入れないで歩きとおした方が楽だろう。6合目までは斜度も緩く、登りやすい道が続いている

★6合目〜新7合目 (1時間)

静かな登山道をひたすら登りつづける。このあたりはかなり急になってくるが、歩きやすいので心配はいらない。新7合太陽館は2920mと、若干3000mには足りないが、すでに1000mを上がっている。もう少しの辛抱だ。

★新7合目〜本七合目 (1時間)

新7合の次だから8合?と思った人はごくろうさま。次は本七合だ。このあたりはきっと須走から上る場合精神的にキツい場所だと思うが、次の小屋はすぐ上に見えているので、しっかり足を動かしていれば大丈夫だ。
本七はすでに3000mをおおきく越え、3190m。あと残りの標高は3分の1になっている。そろそろ高山病の影響も出てくる場所でもある。

★本七合目〜8合〜本8合 (1時間)

このあたりには崩れやすい斜面もあり、登るのが辛い場所もあるが、丹念に登ろう。ゆっくり上がれば大丈夫なので、最後の1時間を体力の温存を図ることだ。8合から本8合までは15分かかるかかからないか程度なので、8合の次は本8かい、なんて悪態をつかないこと。本当は合数ではなくて、標高と登山道から自分が今どのへんにいるのか把握するのが正統的なやり方なのだから。
ちなみに、このあたりまでくるとリタイヤする人が多くなってくる。はじめのうちに体力を温存しておいた人はこのあたりは軽々通過できるはずで、そうであればもう登頂は確実だ。

★本8合〜山頂 (1時間)

本8合から上が富士山だ。本8まではとにかく体力を温存して、ここから先に備えなければ登頂は辛いだろう。
とはいえ、もうここまでくればたいしたことはない。鳥居や狛犬もすぐそこに見えており、山頂もすぐそこ。頑張ってラストスパートをかければまもなく山頂だ。斜度がきつく辛い、という人も多いが、決してそんなことはない。ただ、高いところなので、ペースを一歩落とさないと、体力以上の運動をすることになってしまう。

★下り (3時間)

須走の下りはあっという間だ。走れば1時間30分もあれば下山できる。とくに、登りで1時間かかった8合まで、ほんの7〜8分で下りてきてしまうのだ。7合から先は砂走り。

しかし、距離は長い。しかし、いくつかの特徴を覚えてしまえば、今自分がどのへんにいるのかはすぐわかる。まず主だった特徴としては、砂走りに入ると左に小屋が見える。これが6合目だから、まず6合目の小屋と同じ高さになるところを目指そう。左から登山道が合流してくるので、ここもポイントになる。そして、この合流を過ぎるといったん登山道は左へ折れ、すぐ右へ折れるが、ここを過ぎて暫く歩くとすぐ砂払い5合だ。この間で茫としている人はたくさんいるが、ほんの15分も歩けばすぐに売店に出るから、頑張って歩いて冷たいジュースでも飲もう。

そして、最後の樹林帯の30分が辛いとよく言われる。特に夕暮れ過ぎにここを通過するときは注意が必要だが、日が出ていればなかなか楽しいものだ。ぜひしっかり堪能して5合目へ下りてきたい。

森へ入ったら、まず車道と交わっているところまで目指す。ここまで20分位。そこから先はしばらく歩いて、古御岳神社の横へ出たらもう5合目は間近だ。


★モデルプラン

3:00  須走5合スタート
5:00  6合目にてご来光
7:30  本8合
10:00 山頂
12:00 下山開始
15:00 下山

須走は下りが速いルートだが、それでもお昼には下山を開始したい。とすると、日帰りなら概ね3時位には出発するのが理想だ。比較的足の速いグループなら5時頃出発の日帰りも可能だが、日が上がってからの登山は1泊2日の人だけに許される。午後10時頃スタートなら山頂でご来光が見られるだろう。お鉢を巡るのならもう1時間余裕を見る必要がある。

13:00 須走5合スタート
16:30 8合目にて宿泊

3:00 須走8合スタート
6:00 山頂到着
8:00 おはち巡り後山頂出発
11:00 下山

こちらは1泊2日のモデルプラン。山頂での日の出には間に合わないが、須走口からはどこからでも日の出を見ることができる。

(2015.5.8 7:10)(by script)

(2015.5.8 9:1)(by script)




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