サイトマップ | 更新停止のご案内 | このサイトについて

   

適期が変わってきたのかもしれない

ここ数年、富士山の登山適期が変わってきたのかもしれない。世の中は温暖化が進んでいるが、富士山も例外ではない。富士山の場合、温暖化が進むと積雪が増えて雪解けが遅くなる。(気温の低いときの軽い雪は風で飛ばされるが、湿雪は飛ばされずに積もるためと聞いた)
ここ何年かは、7月1日に雪解けが間に合わなくて除雪をするような年が続いている。2009年には除雪をしても登山できる積雪ではなく、結局山頂までは通行止めというカタチで開山をむかえた。富士宮口はこれで4年連続の通行止め。来年のことはなんともいえないが、この傾向はたぶん今後も変わらないだろうと思う。
富士山はもともと落石の多い山だが、残雪は落石を誘発する。雪がとけてしまえば安定するはずだが、とけるまでは落石の危険は高まったままだ。その、危険な時期が、5〜6月から7月のはじめに移ってきたのではないか。これは僕の仮説。
今年は7月にはいってから富士宮5合目で自動車が押しつぶされ1人死亡、という事故がおきた。今回はたまたま死者が出たので大きく報道されたが、実はその少し前の年の4月にも富士宮の5合目では土石流が発生して、レストハウスが流されている。
みんな、7月1日になって、さあ富士山、という気になるのかもしれないが、僕はなんか少し違ってきたのではないかという気がする。科学的根拠があるわけではないが、僕の気持ちの中では、7月の頭なんかどうせ雪に覆われているし、あぶなっかしくて登れないよ、という気持ちに傾きつつある。僕はまあ飯豊の石転び沢も白馬の大雪渓もあぶなっかしくて登れないわけだから人より警戒心が強いのは確かだ。とりあえず今のところは人が7月頭に登るのをとめたりはしないですけど、自分では登らない。

だから何だという気はないし、僕は何も言えないけど、自分では登らない。これは書いておく。それを読んで、まあ臆病だと思ってくれてもいい。僕は臆病で、いろんな山のチャンスを逃して生きてきた。それが本当は「チャンスを逃している」なのか、「おかげで生きている」なのかは知らない。でもまあ、それでいいと思ってる。

写真
吉田口富士浅間神社 昔はここから歩いた。8月

(2015.5.8 7:10)(by script)

(2015.5.8 9:1)(by script)




更新)


mixiチェック

mailto:mailaddress

tozan.net - http://tozan.net