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もっと休憩

休憩時に長い時間座り込んでしまうとどうしても体が冷えて、次 に動き出すまでが辛くなってしまいます。登りはじめの最初の1 時間がまさにこれでして、この時間をウォーミングアップとして つとめてゆっくり歩くようにしなければ、どんどん体力は失われ て「9時間ないし12時間歩きつづける」長丁場の登山で、わず か2時間そこそこ、6合や7合下あたりで早々にリタイヤしてし まう結果になってしまいます。

僕の場合はだいたい休憩入れずに2〜3時間歩きとおすのですが、 同じように歩いている中でもペースは全然違います。僕は勝手に 「歩き休み」と名づけているのですが、10分に1度くらい、歩 きながらペースを落として力を抜いてあげる。ちょっと深呼吸し てあげて肩を回したり、水を飲んだりするとまた元のペースで歩 く力が出てくるんです。

それから、「写真撮り休み」、と名づけているんですけど、たま に10秒位立ち止まって、写真を撮ってまた歩き出す。結構これ がいい息抜きになります。

じゃあ、歩いたまま水を飲むためには水はどこにないといけない か?行動中に食べる食べ物は胸のポケット?そうすると、体から 出る熱で溶けてしまわないものでないといけない?もっとうまい 物の配置は?入れ替えるフィルムやフィルタは?

僕の今のスタイルは、30分に1度休憩を取る人よりゆっくり歩 くけど、ほとんど休憩をいれずに2〜3時間歩き続けるから、トー タルで休憩を取る人と同じ位か若干早いくらいになる、というわ けです。その根拠として、1時間泳ぎ続けるトレーニング(持久 力はあるけど筋力はないよ)があるわけで、2〜3時間糊口に不 自由なく歩きつづけるためのモノの配置、というのもあるわけで す。山ヤとしては比較的腕力が強いから、それを生かす道具があ り、それを生かす歩き方がある。それらは全部一貫して繋がって いるんです。

だから、その「スタイル」を個々に切り取って、こうしたほうが いいよ、とは、本当はいえないし、どうしても一般論に終始せざ るを得ない。でも、その人に合った登山のスタイルをみつければ、 もっと楽に気持ちよく登れるんだと思います。

山にベテランはない、という言葉もあります。僕なんかはまだ人 間ができていないのであることないこと書きたい放題書いてます けど(明らかな嘘は書いていないつもりですが、観念的に間違っ ていることは結構あるかもしれません)よしおさんなんかも、自 分なりの登山スタイル、というものをきっともっているんだと思 います。

ただ、ベテランはなくても、もっとうまく登るための方法、とい うのは、やっぱりあると思うんですね。同じような生活をしてい る人が、片方が2時間しか歩けなくて、片方が12時間歩ける、 なんてことはありえない。どこかで決定的な間違いをしているか ら、本来の自分の力を発揮できずに終わってしまう。
それは、2時間登頂の山に1度登るだけでも、とてもよくわかる こともあるし、人に聞けばわかることもあるし、考えればわかる こともある。単に無策に登ってはい残念でした、では、僕みたい に行きたくなれば明日にでもチャレンジできる人はともかくとし て、相応に準備して、相応にお金を使って、それで登っている人 はあまりにも残念なのではないでしょうか。

富士登山においては、だいたい1時間歩いたら10分休むと丁度 いいですよ、という説明がなされることが多いですが、これは必 ずしも正しいとは思いません。僕自身非常にそのへんは曖昧です し、疲れたら力を緩める。いけるときはガンガンいく。ただ、そ のへんの力加減というのが、やっぱり12時間という長丁場を何 度か歩いているから、自分にとって最適なペースの取り方、さじ 加減、というのが可能なわけであって、どうしてもはじめての人 に感覚的にどうこう言っても、残念ながら僕は何も伝えることは できません。その代わりに、一番定数化しやすい「1時間歩いたら」 という説明になるわけです。

南アにいた一週間は、僕にとっても物凄く勉強になったし、あま りにも色々なことがあったのでまだ筆を取れていません。

今年残念だった方、今年もまだ登頂のチャンスはありますし、来 年も、きっと富士山は存在します。諦めずに登りつづければいつ か山頂にいけます。僕自身はここ数年は100%登頂していますけど、そんな僕も初 登頂までは3年かかったのですから。

(2015.5.8 7:10)(by script)

(2015.5.8 9:2)(by script)




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