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火器

「あっぱれ!富士登山」で
>>自然公園法により国立公園の特別保護地区では「火入れ又はたき火をすること」は環境大臣の許可が必要ということなので、『建前上』はダメなのだと思われます。

と書いているので,うちの方へも火器について問い合せがあるんですけど、
禁止するほうは、類推解釈はできないことになっています(刑法総論)

火入れ、というのは、要するに野焼きのことだし、たき火、というのは地面で直接火を起こすこと。火器を使うこととは似て非なる行為です。
火入れやたき火が禁止だからそれに似ている火器も禁止なのではないか、という類推解釈は法律上できないことになっています。

火器(バーナー)の使用が禁止、ということになると、山小屋の調理も違法、ということになってしまいます。なので、↑は完全に誤りです。
富士山以外の国立公園の特別保護地区では、普通に登山者は火器を使用していて、それが違法だという話は1度も聞いたことがありません。

ただ、富士山の8合目より上は神社の私有地で、神社が禁止している、という説もありました。あったので、神社のホームページを探して、そのような記述がないかどうか探してみたのですが、そのような記述は見当たりませんでした。本当に禁止なら8合目に掲示するはずなので、問題なしか、禁止だけど黙認か、どっちかだと思います。


法律上は問題なくても、富士山での火器の使用はあまりおすすめしません。たいていの場合は強風にまみれて、バーナーのガスが流されてうまく着火できなかったり、できても水の中は砂だらけ、なんてことになります。人だらけの山なので、火を使えるスペースも限られます。火器にも重さがありますので余計な重量を背負うことになります。温かい飲み物が飲みたいようなら、テルモスを使うのが賢明でしょう。食べる方は,火を使わなくても食べられるものがおすすめです。


読者様よりこの件について、以下のようなメールをいただきました


初めまして、こんにちは。

先日富士山の某山小屋前で小屋番さんが「富士山はバーナー禁止!」
と登山者に言っていたので変だなと思い、関係機関(富士吉田市、
小山町、御殿場市、富士宮市、またはそれらの観光協会など)に
問い合わせてみました。

その結果、(富士山は自然公園法に基づく国立公園内の特別保護地区
かつ文化財保護法に基づく特別名勝ですが)wakky様もご指摘の
ように、登山者が使うような携帯用火器が一律に法令で規制されて
はいないことを確認できました。

また、回答がもらえなかった御殿場口以外の登山口では、
そのようなローカルルールも設けていないということでした。

当方で調べた限り、富士宮市のHP
http://www.city.fujinomiya.shizuoka.jp/kankou/fuji/natsutozan.htm
と富士宮口で登山者に配布しているチラシに「富士山はバーナー禁止」
という記述があり、これが「バーナー禁止」説の一次ソースだった
ようですが、現在はHP上の記述は
「ガスバーナー等を使用すると火災を起こすおそれがあるため、
山小屋周辺や人ごみを避け、周囲に注意して使用するように
しましょう。」という常識的な表現に修正されています

富士宮口登山組合のHP
http://www.fuji-tozan.com/02_guide.html は未修正ですが、
今後誤解は徐々に解消されていくものと思います。

とのことです。ありがとうございました。
現状では火器の使用は禁止ではないそうですが、神社側が一言禁止だと言い出せば禁止 にできる状況に変わりはありません。事故のないよう、また周囲に迷惑のかからないよ う、火器を使う際には、くれぐれも、くれぐれも注意していただきますようお願いします。

(2015.5.8 7:10)(by script)

(2015.5.8 9:1)(by script)




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