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ご来光

ご来光をご存知ない方はおりませんよね。The Japanese Sunrises。あれです。にっぽんの日の出。

予め言っておきますと、富士山山頂からの日の出は、まったく絵になりません。

たとえば、北岳(僕は北岳が好きなんで、あちこちで北岳がでてきます。覚えてください。日本第2位の高峰で、南アルプスの一角にあります。標高は3192m(再測量の結果3193mに変更))と間の岳(同第4位の高峰で標高は3189m)の間から見る、吊尾根越しに登る日の出。朝日に染まる稜線。素晴らしいドラマが展開されます。

富士山からの日の出は、その圧倒的高さ故、ほんとうに何もない、ただ雲しかないところから日があがってくる。全然写真映えしません。しかし、日本最高所で見る日の出。少し足の重さを感じながら、寒さに震えてその瞬間を待つ感覚、あの、光が差す一瞬。そして、心が洗われる瞬間。
写真としてまとまるかどうか、というよりも、その、圧倒的に自分の精神に訴えかけてくるのが、富士山頂からのご来光なのです。

残念ながら、ご来光は毎日見えるわけではありません。天気がよければ必ず見えますが、天気が悪いときは見えません。そしてその様子も様々です。霧の中にぼーっと浮かぶ、ほんとうに神々しいご来光から、御殿場の夜景まですっきりと見えるとき、水平線から上がってくるご来光。雲海から上がるご来光。同じご来光でも、行くたびに富士山のご来光は違う顔を見せてくれます。


余裕があれば、ぜひ富士山頂からのご来光を楽しんでもらいたいと思いますが、ただ、山頂で日の出を迎える、ということは、一番気温が下がる明け方に富士山で最も気温が下がる場所にいる、ということですので、厳重な防寒対策が必要=荷物も重くなる。夜通し登るわけですから体力的にも過酷。というように、富士山の山頂からのご来光を見るためには、ちょっとばかり頑張らないといけない。

はじめて登る人でも、富士山頂でのご来光は楽しめますが、須走の6合や8合あたりで日の出を迎えて、あとは日中登るプランならそんなに厳重な寒さ対策は必要ではありません。もし体力的に自信がなければ、このあたりで朝を迎えるプランが良いでしょう。むしろ、はじめて登るのならこちらの方がおすすめかもしれません。

因みに、富士山の日の出は、午前4時半(7月前半)〜午前5時(8月後半)頃です。山頂でご来光を見るつもりなら、天候をしっかりチェックした上で、午前4時頃には山頂に着くようにしたいものです。

   
日の出

須走山頂から見る日の出。中央は丹沢山塊、下の方は山中湖。

日の出

富士宮9合目から見る日の出。富士宮からのご来光は8月後半以外は山陰からあがる。こんな写真が撮れるのは極めてレアなケースだ。

(2015.5.8 7:9)(by script)

(2015.5.8 9:1)(by script)




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