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高度順化考

★高度順化考


ここから、敗退する人を眺めていて、

いちばん敗退理由として多いのはやはり天候理由だと思うのですが、意外と 高山病理由の人も目立った。悪天候で上までいけなかったから高山病が出 なかった人(=天気がよければ高山病で敗退していた人)もいるとすると、潜 在的な高山病敗退者は相当多いのではないかと思う.


富士登山では、一般的に高度順化の方法として「5合目に1時間以上滞在す ること」とされていて、他の方法論はほとんど呈示されてこなかった。だけど、 この方法では不十分なのではないか。この方法に問題があるから、この方法 を順守しているツアーでもボロボロと脱落者が出るのではないだろうか。

第一に、1時間ごときでほんとうに高度順化ができるのだろうか。1時間で高 度順化ができるとすると、たとえばどこか7合目あたりでお昼ごはんを食べて いる間に7合目の高さで高度順化ができてしまう、ということになる。理論的 には登山道で渋滞にハマったら高山病にはならない。
山小屋に泊まった後、翌朝高山病が出るのはどのように説明ができるのだろうか。

第二に、登山口の標高で高度順化ができていれば、1500mも標高が違う山 頂でも問題ないのだろうか。実際、高度順化は歩く速度よりも早いのだろうか。


普段登山を継続している人で、高山病で敗退した、という話は「あまり」聞かない。 だけど、富士山がはじめての人だと、登頂の成否を左右するファクターとして まっ先にとりあげられる位の確率で高山病にあたる。

ここに、何かヒントがあるのではないだろうか。

僕は昔山に登るのに、登山口で仮眠することが多かった。登山口が1500m くらいあれば、3000m位の山は全然平気だった。だけど、今はほぼ標高0m の自宅から時間をあわせてでかけることが多い。今は3000mだと若干高山 病の症状が出ることがある。
だけど、自宅から1500mの登山口まで、車で5,6時間かかっているんだよ。 だから、3000mに登るのに、0→1500mが5,6時間では、高度順化として は十分ではない、と言えないだろうか。たとえば、これで1500mで1時間滞在 したことによって、何かが劇的に変わるだろうか。僕はNOだと思う。

0→吉田口5合目の2300mだと、もう少し話はシビアにならないだろうか。

写真
上河内岳からの富士山 8月

(2015.5.8 7:8)(by script)

(2015.5.8 9:1)(by script)




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