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これだけは心に留めておいて欲しい

★富士登山は観光ではなくて登山である
★正直言って、はじめての登山に富士山は薦められない
★富士山とは、制覇するものではない


★富士登山は観光ではなくて登山である

富士山に登る、という行為は、あくまでも「観光」ではなくて、「登山」です。もちろん、「登山」だからといって怖がる必要はありませんし、決して難しいものではありません。登攀(クライミング)ではありませんから特殊な技術も要りません。ただ、富士山というフィールドは、完全な安全が約束されているわけではないのです。もし、(知ってか知らずかは知りませんが)無謀な行為をすれば、最悪命を失うことも、ないわけではありません。実際、年間何十万人か入る登山者に対して、数名の死者が出ていることもまた事実です(その多くは病死ですが、持病があったり健康上不安があるのに入山することが無謀な行為であることは議論の余地はないでしょう)

富士山に登るには、特別な技術は必要ありません。富士山に登るのは簡単です。最低限の約束さえまもれば、安全なうちに楽しく登頂することができるでしょう。ただ、観光気分でハイヒールやらサンダルやら、もしくは半袖シャツやら、手ぶらだったり雨具も持たずに登ったりした結果は保証できないのです。誰にでもできる、といっても、やっぱり富士山はあくまでも登山なんで、登る前にちょっとだけ勉強してもらいたい。できるだけ、こうしたら楽に登れる。こうしたら安全、ということは、可能な限り取り上げます。

ただ、登山の楽しい部分は、僕はあまり取り上げないんで、自分で実際に行ってみて、その魅力を存分に味わってください。登ってみれば結構面白いし、チャレンジしがいもあります。

写真
表口スカイライン登山区間入口。ここからが富士山になる。

★正直言って、はじめての登山に富士山は薦められない

実は、僕ははじめての登山に富士山を勧めたくないんです。
たいていの健康な人であれば、登ることはできますが、「楽しみながら」登れるか、といわれたとき、そこには若干の疑問符をつけざるを得ないのです。

山の楽しみは登頂だけにあるわけではなく、達成感や、ご来光は確かにすばらしいですが、それだけが楽しみな訳ではないのです。できることならば、その登りの苦しさのみをもって山を論じてもらいたくないし、せっかく登るのであれば、もっと楽しい部分を感じてもらいたいと思うのです。私自身、はじめての登頂のときには高山植物や周りの景色には目もくれず、ひたすら足をひきずって山頂を目指したものです。2回目は実に楽しく登ることができました。

僕はすっかり山ヤ(一応本物のアマチュア登山家)なので、富士山をとっかかりに山という物に触れた人が、山はキツいばっかりで面白くない、と感じられるのは本当に嫌だし辛いことです。
ここを訪問された方は、おそらく遅かれ早かれ富士山に登ることでしょうが、できることなら2000mくらいの山で2度3度足慣らしをしてから富士山にチャレンジしてもらいたいと思います。

下山後の第一声が「もう登りたくない!」ではないことを祈りつつ。

★富士山とは、制覇するものではない

富士山とは、制覇するものではなく、山の神に感謝を捧げて登らせてもらうものである。 傲慢になるなかれ。山と勝負するなかれ。山の声を聞いて、最後まで自制し、我慢して 体力を温存して小出しにして、6時間なり7時間なり歩ききった者が山頂にたどりつける。
山に勝つことはできない。制覇などという言葉を簡単に口に出して欲しくないと僕は思っております。

写真
宝永山からの日の出 9月

(2015.5.8 7:10)(by script)

(2015.5.8 9:2)(by script)




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