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ハイキングステッキ

必要度 ★★
中高年の強い味方になってくれると思います。また積雪のあるところでは必携
道具選びの重要性
T字型のか、スキーのストック型か。あと長さと、今は素材の違いもありますね。
この道具が必要な山行 僕は体力的にちょっと厳しいかな、と思うようなルートで使ってます。
予算 一番有名なブランドのレキのものだと1本1万円くらい。結構高いです。
最近はマイナーなブランドのものも増えてきて、1本3000円くらいで買えるものもあるようです。

(ハイキングステッキ)

ここ10年くらいは、一般的に使われる装備になってきました。大多数とはいきませんが、アルプス界隈では普通に使っている人を見かけますし、使っている方が当たり前感もある装備です。昔から雪山登山ではストックが使われてきたと思うのですが、それが無雪期の山に適用範囲を広げた感じです。

どうしても年を経るとバランス感覚が衰えますから、バランスを保持する目的とか、あと荷物が重いとき手に重量を分散させるような用途に使用されます。ストックがあることで転倒のリスクが減ると思いますし、上体が振られなくなる分楽に歩けると思います。また、ひざにかかる重量が手に分散されますので、ひざが弱い人、ひざの痛みが出やすい、不安を抱えているような人には強くおすすめできると思います。

使いこなすには多少腕力が必要。使い始めて、しばらくは腕がパンパンになると思いますが、通っているうちになれると思います。慣れるまで山に通いましょうね。


写真 使ってみたところ、非常に便利でした。とくに「距離を稼ぐ」ルートでは実に歩くのが楽です。ひざへの負担も軽くなるそうです。はしごや丸太橋も条件によってはステッキがあると便利です。一方、手を使わないといけないところでは実に邪魔、どころか危険でさえあります。毒と薬の両方に強い道具ですから、使う場所しまう場所の判断を誤らないようにしたいものです。
グリップのカタチがT字型のものと、スキーのストック型のものがありますが、後者の方が山岳用だと良く言われます。後者のものも上部をもつことにより杖と同様に使用することができますから、個人的には後者の方が良いように思います。また、両方の握り方ができる複合型のグリップのものも存在します。ハイキングステッキは、本来の用途以外にも、ツェルトを立てるのにも使えますし、骨折時の添木や、Y字状の枝にかけて物干しなどにも使えることでしょう。撮影時の一脚(簡易三脚みたいなものです)としてつかえるものや、コンパスを内蔵したものもあります。
写真 上がT字型のグリップ。通常1本で使用しますが、2本で使用することもあります。この形状のものは主に軽登山向けで、軽く安定を保持するもの。傾斜の厳しくない登山むき、と思います。

下がI字型のもので、これは通常2本で使用します。縦走向きでぐっと握って推進力を得るような使い方ができるタイプです。使いこなすには若干腕力が必要かもしれません。

山行範囲の広い人、アルプスめぐりをしてみたい人は、下のようなものか、T字型のものでも縦に握ることのできる複合型のグリップのものがいいでしょう。

(1本使いか、2本使いか)

僕は1本だった時期もありますが、今は2本にしています。

ストックの利用のメリットは、1本のときより2本のときのほうが3倍くらいあると思います。ひざへのダメージも1本のときより2本のほうが3倍くらい少ない(らしい)し、バランスを取るのもやはり3倍くらい楽だ。でも、2本だと、両手がふさがってしまう。登山は歩くばっかりじゃなくて、写真撮ったり、なんか口に入れてみたりと、いろいろ手でやる作業があって、2本だとそのたびにストックを片付けないといけない。結構面倒です。

とりあえず1本から入ってみて、よさそうなら2本にするやりかたもあるし、とりあえず2本買って、邪魔なら1本だけ使う手もあるんだけど、やっぱりストック使いのメリットは2本にこそあるような気がするので、2本買って、1本でいいやってことになればもう1本は誰かに高値で売りつけるなり、スペアとして取っておくなりするのがいい、というのが僕の思いです。

(長さ)

ハイキングステッキ、持っているのにきちんとつかいこなせていない方が、多うございます。とにかく、長さを調整する。下り坂では長めに、上り坂では短めにして、丁度いいところでつけるようにしないと、結局宝の持ち腐れです。

(バスケット)

写真 バスケットをつけない状態(上)は石稜帯歩きなどで、小さいバスケットをつけた状態(中)は土が多い場所で有効。雪用のバスケットをつけた状態(下)は、スノーハイクや雪山歩きなどで有効だ。

(電車やバスに乗るとき)

ストックの先端は鋭利ですので、十分に注意してください。間違っても先端をむき出しのままザックにくくりつけたりしないように。先端を上に向けてザックにつける場合には、必ずカバーをつけてください。大きいザックの場合には先端をサイドポケットの中につっこんでしまえばカバーは要りませんが、そのようにできるザックというと、相当大きいものになってしまいます。

本当はザックにくくりつけずに手にもつと一番安全だと思うのですが、…バスの中に忘れてきたことがあります。ハイ。
傘といっしょで絶対にやるから。高いものだから、忘れがちな人は手にくくりつけるか、荷物にくくりつけるか、どっちかにしましょうね。

(保管)

ステッキの大敵は水分だそうですので、帰ってきたら、2回に1度くらいは分解して乾燥させたほうが良いそうです。僕なんかいい加減だから、テントの脇に投げといて、雨が降っているときでも靴は濡れない場所に入れるのにステッキはほったらかしだったりするんですけど(笑)だからすぐ壊れるんだよな(失笑)

(ストックのゴムカバー)

ここでこんなことを書くとまたストック不要派の人から文句言われて、僕の知らないところで2ちゃんねるでたたかれていたりしそうなんですけど、

ストックについたゴムカバーね。僕はあれははずしてつかうのが通常だと思う。理由としては、はずしたところにちゃんと金属の石突きがついているし、もしあのゴムカバーを常時取り付けて使うのが正しい方法だとしたら、あのゴムにネジ山切ってちゃんとはずれないように設計するでしょう。でも、現実にそうなっているストックは存在しない。
逆に、ゴムカバーの底面も、あれは地面に突くようなカタチになっているでしょ。だから、メーカーの言い分は、場所によってはずしたりつけたりしろってことなんだと思います。
だから、岩の上とかさ、金属の石突ではしっかりつけないような場所ではゴムカバーをつけて、そうでないところではゴムカバーは外して使うのが、正しいストックの使い方、と僕は思うわけさ。

(土砂・木道へのインパクト)

ハイキングステッキの、登山道へのインパクトは、非常に大きいものがあります。足元は登山道の中にいるのに手元は登山道を外れていたり・・・もしくは、木道で使用すると、木を傷つけることによりそこから腐食が始まり、あっという間に登山道が荒廃してしまいます。その使用には十分気を遣ってあげて欲しいと思います。

(ステッキをしまうとき)

鎖場が連続する岩稜帯など、ステッキが邪魔になる場所で一旦ザックにくくりつける場合、長さは一番短い状態に戻すことをおすすめしておきます。めんどくさいから縮めずにくくりつけたいところですが、そうするとステッキの頭が飛び出します。こいつが岩や立ち木にひっかかって転落…という可能性もあります(実際そういう事故もありました)
ステッキが邪魔になるような、鎖場梯子場では、たいていの場合滑落は致命的な結果になると思います。面倒でも収納する際にいったん縮めて、取り出すときに改めて必要な長さに調整するよう心がけたいものです。

(筆者の選択)

今はレキのマカルーというカメラの一脚になるタイプの ステッキを使っているのですが、これは正直失敗でした。一脚というのは必要なときにパッと取り出せてすぐしまえないといけない。でも、グリップを取り外して一脚にするタイプはさ、グリップをぐるぐる回して取り外して、長さを調節して、カメラに取り付けて、で終わったら逆の作業をしないといけない。で、とても億劫なので、別に一脚を持ち歩いています。
ストックとしての機能については特に問題がないのですが…


(2015.5.7 14:1)(by script)




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