サイトマップ | 更新停止のご案内 | このサイトについて

   

登山でダイエットの危険性

さて、メリットの方はだいぶ挙げましたので、デメリットのほうも少し考えてみたいと思います。

先にもちらっと触れましたが、登山というのは、陸上で重力に抗って行う運動ですから、どうしても重力に伴う衝撃が体にかかります。端的に言えば、膝への負担が結構大きいスポーツなのです。

従いまして、体重が大きいということは、即ち膝に故障を抱える可能性が増えるということです。
予防法としては、正しい歩き方を身に付けること、ハイキングステッキを使うこと、サポーターないしは「CW−X」などを利用して事前に対策を取ってしまうことです。

しかしながら、標準体重より「大きく」外れた人の場合、それでもやはり厳しかろうと思います。あまりにも大きく体重を外れた人の場合は、まずは水泳などで体重を落として、太り気味+α程度まで絞った上でのチャレンジがおすすめだと思います。

ちなみに、膝痛というのは、筋力に問題がある場合がありまして、脚力を鍛えることで改善することがあります。しかしながら、やはり登山のような大負荷をかけるには脚力がどうしても必要でして、体重を支えるだけの脚力が追いついてこなければ、登山によって脚力を鍛える前に膝痛が出てしまう、ということになってしまいます。

もう1つ考えないといけないのは、

登山というのは、決して100%安全なスポーツではありません。むしろスポーツの中では危険性は高い部類に入ります。もちろん妥当な装備と適正な技術で、先鋭的でない登山をする限りにおいては、世間で思われているほど登山は危険ではありませんし、むしろ街中で交通事故に遭う確率のほうが、おそらく高いはずです。
1つの具体的な数字としては、冬山も含めて遭難する確率は1万分の1、と言われています。初心者がいい加減な装備で登る夏の富士山において、登山者は30万人以上、そのうちの死者は10人程度(ちなみに、半分は病死、半分は無謀登山。適正な登山方法において死者が出るのは数年に1名程度)ですから、およそ夏山登山で1〜10万分の1、という確率は、かなり信用できると考えていいでしょう。
年間1万人の人が交通事故で死ぬとすると、母体が1億3千万人ですから約1万分の1。少なくとも交通事故よりは安全だというのは、この数字からも実証されます。


その上に筋力に対して体重が勝っている、ということになりますと、なおのこと危険因子は増えるわけです。
そのリスクを甘受できない人には、やはりおすすめはできませんし、その危険因子の程度によっては、やめた方がいいのでは、ということもいえます。

さて、全然関係ない記事を書くために医療機関巡りをしてみたのですが、運動療法について、

運動療法を取り入れるのは、ある程度体力がついてきてから〜

これは、私の見解とまったく一致します。単位時間あたりの消費カロリーがジョギングと同じであることを思い出してください。最低でも、日常生活を大過なく送れる程度の体力は必要なのです。

(2015.5.7 14:10)(by script)




更新)


mixiチェック

mailto:mailaddress

tozan.net - http://tozan.net