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雨男と晴れ男

先週の末は台風のさ中でした。
過ぎ行く夏を惜しむかのように、僕は3000m峰2つに登ってきたのですが、 そのうち1つは御嶽でした。

御嶽は土曜日に登る予定だったのですが、金曜日悪天に捕まり登山口へ行く前 に断念。車中の雨漏り(注:オープンカー)の中で一夜を明かして、結局乗鞍 に登頂。大ガスの中で、カメラは水滴の攻撃を受け、髪はすっかり濡れて雫が 垂れ落ちる状態。勿論展望なんかありません。
翌日の御嶽は路面が見えないほどの霧で、登山口に留まるのも危険と判断して 夜中は下で天候回復を待ち、明け方登山口へ行ったものの、もう登るのは無理 だと思い、仮眠している間に天候回復。一瞬のスキをついて山頂まで行ってき ました。同じようにカメラは水滴に濡れ、写真を撮ろうにもレンズが曇ってし まい写真にならない状態。何の視界もなく、ただガスだけを見た山行でした。 髪から雫が垂れて、登ってくる人には「雨具をつけたほうがいいですかねえ」 などといわれる始末。遥拝所で雨具を着ている人とすれ違い、挙句、登山口ま であと4分と迫ったところでだだ降り。登山口からは傘を差した人がやってき ます。
結局この日は、僕は雨具を使いませんでした。雨か晴れか、という分類でいけ ば、この天気は、僕の区分でいけば、「晴れ」に入ります。

僕は世間でいうところの、超晴れ男でして、どこの山へ行っても晴れることに なっています。9月の台風のさ中に、乗鞍と御嶽の2つの3000mに登って、 なんと2日とも好天に恵まれたのです。

さて、同じ天候に雨男が当たったらどうでしょうか。きっと、土曜日に御嶽に 登れなかった時点で、「悪天につかまり予定の変更を余儀なくされた」とコメ ントすることでしょう。そして、「最後の最後で雨にたたられてしまった。あ と5分早く下りてきていれば雨に降られずに済んだのに」と、こうなります。

雨男か晴れ男かなんか、きっとその程度の違いです。
天気は平等にやってきます。ちょっとした雨くらいは楽しむ余裕と、悪天なら 他の1000m低い山に登れる、登りたい山のストックがあれば、きっと好天 に恵まれた登山ができることでしょう。

山はやっぱり晴れがいいですね。それも、とびきりの快晴が。


(2000.9.11)

(2015.5.7 13:12)(by script)




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