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軽量化ばかり考えるなよ

あちらのSNSのあちらの質問トピに、「テント泊だと荷物が重くなるので 軽量化したいがどうしたらいいだろう(要約)」というのが立った。

この考え方は、間違ってはいない。


だけれども、常識的ないまどきの装備で無雪期の1天だと、12〜13 キロだと思うんだ。

ここから、たとえば1キロ(1割だ)軽量化しよう、と思ったら、そう とうだよ。

夏はもう3季用と別に夏用のシュラフを用意しないとダメだろうし、テ ントもシェルターみたいなやつになっちゃう。食事も、ふつうの重量だっ たらレトルトでいいところが高価な乾燥モノになるだろう。費用的にも そうとうな出費を覚悟しないといけないし、出費した結果、そうとうな アメニティを失うことになる。

だけど、そうやってできた13キロも12キロも11キロも、背負って みて、あきらかに軽くなった、というほどの違いはない。まあ、わから ないほどではないだろうが、行動力の大勢に影響があるほどの数字では ないと思うんだ。

12〜13キロというのは、そう極端に負担になる重さではないと思う んだ。正直、このくらいは背負ってくれよ、と思う。


軽量化は重要な登山技術だ。だけれども、軽量化とトレーニングは車の 両輪みたいなもので、「背負わないといけない重量」と、「背負える重 量」というものを、すりよせていく作業なんだと思う。トレーニングは とりあえず怠っておいて、軽量化だけいそしんでもダメなんだと思う。

夏はいいよ。だけど、春秋になれば荷物が増えるわけじゃないですか。 冬になればもっと荷物は増える。それに対応できるカラダづくりの方も 忘れてはいけないと思うんだ。


極端に軽くするムーブメントがあるが、あれは「一般縦走登山」とは若 干別の考え方に基づいていると思うんだ。ウルトラライトのいいところ は取り入れないといけないけれど、一般登山ではバランスも大事にしな いといけないと思う。極端な行動予定を立てるのでなく、まあ標準CT と同じか若干遅いくらいのペースで1日6時間くらい歩いて、1〜2泊、 というのであれば、13キロ、まあ、そのくらいは背負っても悪くない んじゃないかと思うし、そのくらいは背負える体力をつけるのは、そん なに難しいことではないと思う。

(2013.7.17)

(2015.5.7 13:12)(by script)




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