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大室山

丹沢で一番高い山は言うまでもなく蛭ヶ岳であるが、一番かっこいい山、という題になると 文句なしに大室山が挙げられるだろう。特に北側の道志から見た時に、ひときわ高い三角形 のすばらしい姿を見ることができる。

道志山塊の主峰といえば、御正体山ということになるが、この山は残念ながら展望がない。 ここから東へいった、今倉山、菜畑山あたりが大室山の絶好の展望台、ということになる。 ある夜、菜畑山の山頂にテントを張ったことがある。闇夜に浮かぶ大室山はひときわ高く、 いかにも登高欲をかきたてる山容であった

大室山は、かつては花の山でもあり花百にも名を連ねている。僕らが山をはじめたときは、 トリカブトの群落があったのだ。だが、ある年病気が流行って、トリカブトは壊滅してし まったという。もう一昔前の話なので、その後、再び群落が回復したかどうかは定かではない。

そして、あの山から展望があることは、実は残念なことなのである。昔、あの一帯はササに 覆われて、展望はまったくなかったという。シカの食害や、酸性雨酸性霧の影響でスズタケ は退行し、展望のよくなってしまった場所もあるが、それは山本来の自然が失われ、環境が 悪化していることの証でもある。

大室山の話ではないが、丹沢について、少し詳しく知ろうと思ったら、少し古い本だが、 「丹沢自然ハンドブック」(自由国民社)という本がいいだろう。おそらく絶版だと思うが、 その分amazonで古本が安く買えるだろう。


(2012.11.25)

(2015.5.7 13:11)(by script)




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