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初心者に勧められる山で力量が問われる

初心者が、おすすめの山を尋ねる、というのはよくある話である。これに
対して、どのような山を返せるか、で、答える人の山の力量を示すのでは
ないかと思っている。

我々の住む関東近県でおすすめの山を尋ねられると、必ずといって挙がっ
てくるルートがある。おすすめした側が、本気でおすすめしているのかどう
かは僕は知らないが、だが、このルートははっきりいってイマイチなのである。

このような山を「はじめての山」としておすすめされて、実際にいってみて、山
というものが楽しいと感じられるだろうか。

この山は、登山入門コースとしてよく書籍でも紹介されている。それを、その
まま頭の中でコピペをして、おすすめだという。
だけど、当の本人はこのコースと性格の似通った富士山は毛嫌いしていたり
する。下手をするとこのコース自体、興味がないのかもしれない。
そんなおすすめがありうるだろうか。


初心者に対して、おすすめをにあたっては、その将来を十分に考慮しなけれ
ばならないはずだ。山というものを楽しいと感じ、将来にわたって続けてもら
えるような山を、今までの登山の経験と知識で考えなければならないはずだ。
それは、おそらくアドバイスする側される側それぞれによって千差万別であろ
うが、単純に、多くのガイドブックで勧められているのを、そのままコピペして
同じことを言い直すだけではダメなのではないだろうか。それであれば、アド
バイスするのは人間である必要はない。ガイドブックを読めば事足りてしまう
のである。

僕はこのコースを、特段の理由がない限り初心者に対して無条件に勧める
ことはない。もしこの山を無難とかとおりいっぺん、とかいうところをこえて、本
気で初心者におすすめだというのであれば、それは僕はひきだしが少なすぎ
る、登山の力量というものが少しばかり足りていないのではないか、と感じる
のである。

(2015.5.7 13:12)(by script)




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