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富士登山コミュの20100326

ここから先はちょっと本題と関係ない話ですので読み飛ばしてください

僕は普段、テントで山を歩いているのですが、それでもどうしても天候に恵ま れずに(暴風雨とかでとてもテントが張れる状況ではない場合など)山小屋に することがある。そうすると、場所と時間が選べないんです。

今まで泊まったどの小屋も思い出の山小屋です。暴風雨の末にたどりついた白 馬の小屋は1000人泊まれる小屋に6人だけだった。30人くらい入れる小 部屋を1人で使いました。何日も雨続きでついに乾き物がなくなって泊まった 五色が原の小屋の風呂が温かかったことはよく覚えています。8月15日のい ちばん混む日だというのに暴風雨につかまって泊まった野口五郎の小屋ではス トーブにしがみついて、生の食事のありがたさに感謝し ました。

ちょっと縦走路からはずれた所にある大日岳の小屋は、1畳2人という予想外 の混雑でしたが、1週間の山行の最終日。隣のおじさんとよくしゃべりました。

小屋目当てで行ったのは黄蓮小屋。みんなで行って食事して、山は適当で峰の 松目なんてつまんないピークを踏んで帰ってきた。
甲武信小屋は僕はお客さん扱いされない場所。

どの小屋も、僕はよく思い出に残ってます。小屋代はテント代から比べると圧 倒的に高いし、そうそう簡単に泊まれるものではない。だけど、その分の思い 出はちゃんと残ってると思う。

僕は、結局いちばん重要なのは、思い出に残るかどうかだと思います。登頂を 妨げない範囲でなら辛い思いもしたらいい。だけど、僕等はオーレンの小屋に はわざわざお金払って泊まりにいくのに、富士山の小屋は泊まらなくて済む方 法はないものか考えている。富士山の山小屋は、お金払っただけの思い出は残 してくれないのか。
僕はそれこそ日本で登ってない山はない位あちこち登ってるし、ここの人の大 多数は多分富士山ではじめて山小屋というものを経験する。その違いを僕は知 ることができない。

富士山は、大多数の人にとっては鼻歌で登る山ではないし、みんな辛い思いを するわけだ。そして、辛い思いをすることをわかった上で登りにくる。

僕等は、楽に登る方法ばかり指南する。だけど、本当にそれでいいのか。昔か ら富士山は修行の場だった。辛く苦しい思いをする場所だったんだ。
僕は富士山にとりつく人には全員に登頂してほしいと思っている。そして、辛 かった思い出を持ち帰ってほしい。

5合目から登る人が大多数の中で、1合目や、海から歩く人さえいる。そうい うムーブメントは、僕は大いに支持したい。

(2010.8.4)

(2015.5.7 13:12)(by script)




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