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冬シーズンを終えて

何もかも異常だった冬シーズンを終えて、山にも春がやって こようとしています。雪を追い求める人でも、これからはも う新雪表層雪崩から、底雪崩(全層雪崩)のほうに警戒が移っ ていきます。紫外線も次第に強くなり、日の長い春の山がやっ てきます。スノーシューの季節は終わり、GWにアルプスの 雪山を謳歌したら、雪の舞台は東北や北海道の限られた地域 へと移っていきます。

今シーズンは悲しい事故がありました。硫黄岳の雪崩。あれ を予想できた人は、果たしてどれだけいたことでしょう。僕 もあの場所だったら、さほど警戒することはなかったハズで す。僕の持っている「最新雪崩学入門」の本でも、この場所 での過去の雪崩事故の記録はまったく書かれていません。あ の場所は、普通に雪山ハイキングとして歩かれている場所だっ たと言っていいと思います。

今シーズンは雪が早かったため、平成18年豪雪、と、名前 までついてしまいましたが、でも、ふりかえってみると、豪 雪地でも特筆するような降雪があったわけではないし、僕ら が手を出せる山は、はっきりいって「記録的な少雪だった」 と言ってもいいと思います。

毎年のように北アルプスで起きる遭難騒ぎも、今年はなく、 比較的天候の安定した中で神風隊も無事登頂を果たせたこと でしょう。


僕は、気づいてみれば山をはじめて8年目になります。いつ の間にか、僕より登山歴が短い人もずいぶんいっぱい見るよ うになって、いつの間にか、山に詳しい人、という具合に見 られるようになった。

冬山は、わかんない。はっきりいって、わかんないです。10 年くらい経験をつまないと、とこの世界では言われています が、その10年も目前にやってきました。でも、わかんない。 硫黄岳で雪崩なんて、僕の頭では全然考えられなかったし、 あの日、もし硫黄岳へ行こうなんて話があれば、ホイホイ乗っ て、で、あの雪崩に巻き込まれて今頃墓の中、などという可 能性が、絶対になかったとは言い切れない。
冬山というものが、怖いところである、ということは、絶対 忘れてはいけないと思う。

今シーズンはじめての冬山を経験した人もいると思いますけ ど、僕らが手を出せるような、せいぜい八ヶ岳エリアあたり までの範囲でいえば、今シーズンは記録的な少雪だった。少 なくとも僕が冬山をやってる、ここ6〜7シーズンでは最も 積雪が少なく、最も登頂の容易な季節だった。
今シーズンの経験を絶対の尺度にして、冬山とはこんなもん だ、と思わないで欲しい。

今冬は、行きたいと思ってた山へは、そこそこ登ることが できました。

12月の御前山1泊からはじまったわけですが、12月に 早々に、冬の天狗岳を経験しました。あれは寒かった。
12月には乾徳山へ行きましたが、あれは冬場登る山じゃ ない。
お正月はここ数年定番になってる甲武信岳で、年明けにス ノーシューデビュー。こいつが入笠山とか戦場ヶ原とか上 高地とか美ヶ原とか栂池とか、今まででは考えられなかっ たようないろんな山を見せてくれた。
定番は雲取ですが、同じ定番の蓼科山へは今シーズンは登 れなかった。

で、今冬のハイライトは、那須岳と、櫛形山でしょう。難 しさはそれぞれ全く異なりますが、どちらも冬に登ってみ たいと思っていた山であることに変わりありません。

春山の予定は、

3月中に、安達太良山と湯の丸山へ行こうと思ってます。
4月が、日光白根山と会津駒ヶ岳、あと唐松岳と乗鞍岳。
GWは、聖岳か、穂高のどちらか。
GW明けは、一切経山・東吾妻。で、今シーズンの雪はお しまいだな。

(2015.5.7 13:11)(by script)




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