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靴よ、育て!


ご来訪ありがとうございます。

今日は登山靴の話をしようと思います。
小一時間のハイキングから冬山までやる、となりますと、なかなか登山靴を
1つで済ます、というのは難しいと思います。

僕はスカルパ・シェルパという革製軽登山靴とさかいやオリジナル#04と
いう革製重登山靴を使い分けています。ハイキングやテント1泊程度には前
者、テント縦走や冬山には後者、という具合になります。後者を買ったとき、
冬専用にするつもりだったのですが、荷物が重いときはやはり重登山靴の方
が楽だった、ということから、意外と後者の出番も多いです。

後者の靴は昨年5月に購入しまして、雲取山でデビュー。今年の冬はしっか
り使ったのですが、使い方が悪かったのか靴が悪かったのか、多分前者もあ
ると思うんですけど、こちらの靴にこのところ立て続けにトラブルが出まし
て、あまり使っていないのですがこの先長期縦走もあるので、少し考えた挙
句買い換えることにしました。

で、ある靴を買ったのですが、これが見事に当たりまして、いや、宝くじと
かならいいんですけど、靴の当たりはやっぱり辛い。かかとから足首にかけ
てのフィット感がものすごく良かったのと、重量的に重登山靴としては魅力
的だったですが、足指のつけ根が左右の足ともあたってしまい・・・結局大
失敗の買い物になってしまいました。張り替えができなくても、この位の値
段なら試してみていいかな、という位の値段だったことだけが幸いでした。

登山靴の直輸入はダメだと思いました。日本人と欧米人の足型はやはり違う
ので、サイズだけ合っても多分なかなか合ってくれないのだと思います。

少ないお小遣いをやりくりして山に登られている方には怒られそうな話です
が、結局、その後再び買い替えました。絶大なる信頼を置いている店が神田
にあるのですが、そこでずいぶん相談に乗ってもらって、2つ候補をあげて
もらいました。

僕の場合、日本人向けの木型だと、指の付け根あたりの一番幅が広いところ
では幅は合うのですが、足首やかかとの幅は欧米人の木型の方が合うので、
日本製の靴であわせると結構幅が出てしまい、押さえが利きません。逆に欧
米向けだと一番幅がある場所が足りず、足があたってしまいます。

挙げてもらった候補のうちの1つは予算を5000円オーバー。1つは2万
円オーバー。
前者から試してみたのですが、僕の足は右足の方が少し幅広なんですね。こ
の靴は左はぴったりだったものの、右は幅があたってしまう。予算から程遠
い後者の靴を試したら、これはぴったり。
夏に使っていて全くトラブルが出ていないスカルパ・シェルパと同じメーカー
ですので、これが合うのはわかっていたのですが・・・・
贅沢な足だ、と思いながら、その店で扱っている一番高い靴を買ってまいり
ました。

少し余計に授業料を払いましたが、靴2つあわせても、少し高いところへ2〜
3度飲みにいけば出ていってしまうような金額で済みました。足のこと、靴
のこと、ずいぶん教えてもらいましたので、いい勉強になった、と思って諦
めることにしました。

さて、革靴、というのは、買ってきただけでは完全なものではありません。
慣らしが必要な商品でして、特に重登山靴というのは、1年近くかけて馴染
みを出す商品です。馴染むまでは足に合っている靴(という言い方は変です
が)でもなかなか歩きづらい。革靴にとって、足に馴染む、ということは、
それ自体が財産でもあります。

僕が使っていた重登山靴は、1年間しっかり使って、ようやく足に馴染んで
きた時期でした。残念ながら、またこの作業をやりなおしになってしまいま
す。


僕もこの5月で山を歩き始めて3年になります。前者の軽登山靴は僕が登山
をはじめてからずっと使っているものでして、3年、100回以上の山行に
使いました。靴底もだいぶ減って滑りやすくなってきていましたので、今回
一緒に張り替えに出しました。少し痛みがきていたのでゴム底だけでなく本
底も交換になってしまったのですが、それでも1万そこそこの出費で、また
この馴染んだ靴と3年間(トラブルがなければ)お付き合いすることができ
ます。

足に馴染んだ革靴はそう簡単には手放せませんし、可能な限り長く使いたい
ものです。足への馴染みは金銭では買えません。
長く使える靴は、ちょっとした予算の違いには目をつぶっても、靴自体の品
質の良さであったり、ソールの張替えが可能かどうか、足に本当に合ってい
るかどうか、といった観点から選ばないといけない。

なにはともあれ、新しい重登山靴はまた慣らしからやらなければなりません。
それは楽しくもあり、辛くもある作業です。早く自分の足にぴったりになる
よう歩いて、いろいろな所を歩き回れるようにしたいものです。

靴よ、育て!

(2015.5.7 13:11)(by script)




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